Euro '03 / スペイン V.S. イスラエル
とうみんコラム目次
2003/12/05
時は2003年9月10日、
欧州選手権開催国のスウェーデンでは大きな事件に社会全体が揺れていた。
アンナ・リンド外相刺殺...
2日後にユーロ導入の国民投票をひかえていたため、
当初は暗殺の可能性も指摘されていました。
とわたしの記憶はここまでで、今いくつかの記事を読んでみてその後の展開を知りました。
(AERAバックナンバーによると当初逮捕された男ではなく精神異常者の犯行だとか...)
スペインとイスラエルがセミファイナル進出をかけて対戦したのはこういった状況、
まさに事件の翌日、ストックホルムの丸い宮殿・グローブ・アリーナだった。
入手したビデオの映像はゲーム前の雰囲気を伝えています。
黙祷が捧げられ、それが理由か国際試合の重さなのか、とにかく両チームとも笑顔など皆無、
これが本当にバスケの試合なんだろうかという中のティップオフ!!
初めて見る欧州の会場の欧州の国同士のバスケットボール。
雰囲気、プレースタイル、声援、ゲームのレベルうんぬんよりも映像そのものに惹かれました。
スペインのスターターはカルデロン、ナバーロ、ヒメネス、ガソル、ガルバホサ。
カルデロンは第2PGだと思っていましたが大会では評価を上げて第1PGに定着していたようです。
大会中観戦に訪れたジョー・デュマースが『驚いた』と評したカルデロン、
実際初めて見たんですがこれがいいんです。スピードがあって、しかけていくタイプ。
このゲームではナバーロより印象的でした。
そしてガソル、まさにスペインのスーパースター。
イスラエルの守備力が低いといえばそれまでですが、
普段NBAでのプレーに慣れているガソルは圧倒的な存在感を見せつけてくれました。
リング近くでボールを持てば誰も止められないし、
外からペネトレイトしていったり、
左右に大きく揺さぶるドリブルを見せパスをはたいたり、
速攻の時ボールを運ぶ役をする時さえありました。
特に終盤イスラエルに3点差までつめよられた直後のダンク、
アリウープの2発はゲームを決めるまさにNBAといったビッグプレー。
ガルバホサやエレーロス、グリマウといった脇役たちもきっちり仕事をしてイスラエルに勝利。
スペイン代表 78 - 64 イスラエル代表
http://www.eurobasket2003.com/uk/resultat_match.asp?id=31

